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2021年(令和3年) 5月11日(火)付紙面より

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東京オリパラ事前キャンプ NZトライアスロンチーム応援 (ホストタウン酒田市) 7月5日から22日まで受け入れ

 東京2020五輪・パラリンピックで、ニュージーランドトライアスロンチームのホストタウンに登録されている酒田市は、事前キャンプとして選手・コーチたちを7月5日(月)から同22日(木)まで受け入れる方針を明らかにした。市内のホテルに滞在しながら、選手たちは本番に向けて最終調整を図る他、市民、特に児童・生徒たちと交流を深める予定。

 事前キャンプとして受け入れるのは選手6人(男女各3人)とコーチ3人、理学療法士の計10人。スイムの練習には市光ケ丘プールを利用、一般利用者との接触を防ぐため早朝に行う。バイクとランは公道でトレーニング。新型コロナ感染症対策として全員がワクチン接種後に入国し毎日、PCR検査を受ける。さらに宿泊施設と練習場所以外の外出は原則禁止とし、受け入れに関わる市スタッフ、練習会場・宿泊施設の関係者も定期的に検査を受けるという。

 市交流観光課によると、キャンプ期間中、選手たちは市内の小・中学生とオンラインで交流。また、希望する小・中学校の間で寄せ書き用フラッグを回し、応援メッセージを書いてもらい、選手に寄贈する。選手たちは7月22日(木)に選手村へ移動。競技は男子が同26日(月)、女子が同27日(火)。31日(土)には混合リレーもある。市は、市中町にぎわい健康プラザ(中町二丁目)でパブリックビューイングを行い、東京で頑張る選手たちを市民を挙げて応援する。

 酒田市は2016年12月、東京2020五輪・パラリンピックに向け内閣府が提唱したホストタウンに、NZを相手国(競技・トライアスロン)として登録。17年からNZの若手トライアスロン選手を、同市のみなと酒田トライアスロン(おしんレース)に招待、18年からは国内で転戦するための経費を助成する奨学金制度を設け、若手の育成を支援。また、17年8月には市内の37団体で市ホストタウン推進協議会を設立。同10月にはニュージーランド・トライアスロン協会(TRINZ)の強化部長らを招き、関連施設を視察してもらうなど、支援体制の強化や交流を図ってきた。19年8月に事前キャンプに関してTRINZと協定書を交わした。

 以降もニュージーランド研究所を併設する東北公益文科大学(酒田市)の学生が、県立酒田光陵高校でNZに関する授業を開催したり、同校の生徒有志が応援メッセージ映像を制作するなど、その輪は本番に向けて広がっている。

選手たちを鼓舞しようと酒田光陵高の生徒有志が制作した映像の一部
選手たちを鼓舞しようと酒田光陵高の生徒有志が制作した映像の一部


2021年(令和3年) 5月11日(火)付紙面より

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「羽黒山御神橋」改修 渡り初め

 羽黒山中の祓川(はらいがわ)に架かる「羽黒山御神橋(ごしんきょう)」で8日、清祓(きよはらい)式が行われた。43年ぶりに橋を全面改修したもので、地元・手向地区の氏子や改修に携わった大工らが渡り初めをし、完成を祝った。

 「羽黒山御神橋」は長さ22メートル、幅4・4メートル。1978(昭和53)年に改修されて以来、老朽化が目立つようになったため出羽三山神社が手向地区の大工に依頼した。橋の材質は、すべて羽黒山のスギ。強度を保っている橋げたを残すだけで、床板や高欄(こうらん)と呼ばれる両端の手すり部分をすべて取り替えた。改修は昨年7月から始まり、スギ材の加工や防風処理などの作業を含めると、完成まで約5カ月間を要する大掛かりなものだったという。12年に1度の丑歳(うしどし)御縁年のこの春、晴れて清祓式を迎えた。

 この日は氏子や大工、神社の神職など関係者合わせて約30人が参列。神事を行った後、参列者全員で渡り初めをした。

 参列者は「高欄の朱色が鮮やか。祓川と新緑を合わせた全体の景観がとても美しい」と話していた。

神事にのぞむ参列者
神事にのぞむ参列者



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