2024年(令和6年) 4月14日(日)付紙面より
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第98回平田杯庄内高校野球大会が13日、鶴岡ドリームスタジアムで開幕した。爽やかな晴天の下、球児たちがはつらつプレーを繰り広げ、庄内に「球春到来」を告げた。
同大会は1927年に鶴岡野球協会(現鶴岡野球連盟)初代会長の故平田吉郎翁が「庄内で甲子園に出場するチームを育てよう」と創設し、毎年優勝校にシルバーカップが贈られている。2012年の第86回大会から春季東北地区高校野球県大会庄内地区予選を兼ねて開催されてきたが、昨秋から春秋県大会の開催方法変更に伴い、平田杯は今大会が13年ぶりに単独開催となった。
今大会は計10チーム(田川6、飽海4)が参加。鶴岡ドリームスタジアムを会場に、トーナメント形式で優勝を争う。決勝戦は20日(土)午後3時に試合開始の予定。
初日の13日は1、2回戦3試合が行われた。この日の気温は午前11時に20度まで上がるなどやや汗ばむほどの陽気。球場にはシーズンインを待ちかねた高校野球ファンや選手の保護者、高校OBなどが足を運び、長打やクロスプレーに大きな拍手と歓声を送っていた。