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2024年(令和6年) 5月8日(水)付紙面より

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野球の魅力 楽しさ伝える 元プロ野球村上さんら 鶴岡で教室 小学生と交流

 全国少年少女野球教室が5日、鶴岡市の鶴岡ドリームスタジアムで開かれた。鶴岡・田川地区の小学生約130人が参加。日本人投手として初めてメジャーリーグ(MLB)に挑戦した村上雅則さん(80)ら元プロ野球選手を講師に基本プレーを学んだ。

 教室は少子化が進む中、子どもたちに野球の魅力と楽しさを伝えようと「日本プロ野球OBクラブ」(本部・東京都、所属する元プロ野球選手は約1300人)が毎年開いている。例年4月から6月にかけて47都道府県の各地区で教室を開催。総勢8000~9000人の子どもたちが参加している。

 今年、山形では鶴岡が会場となり、村上さんをはじめ酒田市出身で広島東洋カープと北海道日本ハムファイターズ(1940―80年)でプレーした渋谷通さん(73)ら元プロ野球選手6人、審判員、場内アナウンサー合わせて10人が講師として訪れた。

 野球教室で村上さんは直球の正しい握り方やフォームを指導。「テイクバックの時はボールを握った手の甲がホームベースに向くように」「ピンチになってもピッチャーは『打たれたらどうしよう』と弱気になったら絶対駄目。強い気持ちを持つことが一番大事」とアドバイスした。元メジャー投手の指導を受けた子どもたちは「教わったことをいつもの練習で試したい」と笑顔を見せた。

 会場では鶴岡地区野球連盟の審判員を対象にした講習会も行われ、元セ・リーグ審判員の篠宮愼一さん(66)と元パ・リーグ審判員の小林晋さん(78)を講師に一塁塁審としてジャッジする時のポジショニングについて学んだ。

 全国少年少女野球教室は来年、山形では酒田会場を予定している。

 ▽村上雅則さん 山梨県大月市生まれ。1963年、当時の南海ホークスに入団。翌年メジャーリーグに挑戦し2年間、サンフランシスコジャイアンツでプレーした。その後、南海に戻り82年に現役を引退(日本ハム)。元ダイエーや西武で投手コーチを務めた。現役生活18年間の成績は566試合に登板し103勝82敗30セーブ。防御率3・64を残した。

子どもたちが村上さんら元プロ野球選手と記念撮影。2列目右側、広島のユニホームを着ているのが酒田市出身の渋谷さん
子どもたちが村上さんら元プロ野球選手と記念撮影。2列目右側、広島のユニホームを着ているのが酒田市出身の渋谷さん

子どもたちを指導する村上さん(左)
子どもたちを指導する村上さん(左)



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