2005年(平成17年) 7月30日(土)付紙面より
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来月31日に羽黒山を舞台に繰り広げられる「山楽祭(さんがくさい)」に向けて、創作芸能「大田楽(だいでんがく)」に踊り手として参加する羽黒中学校の生徒たちが、28、29の両日、同校体育館で練習会を行い、本番に向けて汗を流した。
狂言師の故野村万之丞氏の事務所からスタッフ2人が訪れ、羽黒中の2年生100人に指導した。生徒たちが踊るのは野村氏創作の楽劇「大田楽」の中の舞踊「番楽(ばんがく)」。生徒たちは蒸し暑い体育館の中で汗を流しながら「ソーレソーレ」と大きな声を出して何度も振り付けを繰り返し、次第に息の合った踊りを見せていた。斎藤太貴君は「去年から振り付けが変わったところがあるのでしっかり覚えたい。本番が楽しみ」と話した。
本番の舞台では、5色の衣装と梵天棒を身に付け、力強い踊りを披露する。
「山楽祭」に向けて踊りの練習に励む羽黒中の生徒たち