2015年(平成27年) 9月19日(土)付紙面より
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三川町の小学生と町議会議員が町づくりについて話し合う「議場懇談会」が17日、同町役場で開かれた。町内の3小学校から代表の児童12人が出席し、「各校で頑張っていること」「三川町をどんな町にしたいか」をテーマに議員や他校の児童と意見交換を行った。
議会や議員との議場懇談会を通して、小学生たちに町づくりに対する関心を持ってもらうとともに、子どもたちの意見を議会活動に生かそうと、町議会が毎年実施している。
この日は横山、押切、東郷の3校から6年生が4人ずつ出席。「どんな町にしたいか」のテーマでは、「特産品のPRに力を入れていくべき」「充実したスポーツ施設を活用して、交流人口拡大や子どもたちの体力向上を図っては」などと活発に発言し、「力を入れる農産物の具体案は」などと質問しながら議論を深めた。議員からは「おー、鋭い質問」などと声が上がる場面もあった。
子どもたちの提案に対し、議員は「皆さんの意見を参考にして議会でも提言していきたい」「三川の良さをPRしていけばもっと活気が出る―との意見には同感。より良い取り組みを考えていきたい」などと応えた。
押切小の畠山芙優さん(11)は「議場は緊張した。他校と意見交換できて良かった」、横山小の氏川羽琉君(11)は「三川町がPRを頑張っていることが知れて良かった」、東郷小の佐藤快晟君(11)は「三川町をもっといい町にするために、これからも考えていきたい」とそれぞれ話していた。