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2021年(令和3年) 7月21日(水)付け紙面より

体を通して知ること大切に (新著出版記念トークショー) 羽黒山伏の星野さんと渡辺さん(丙申堂) 現代を創造的に生きる知恵語る

 羽黒山伏の星野文紘さん(74)=鶴岡市羽黒町手向、宿坊大聖坊13代目=の新著出版を記念したトークショーが19日夕、同市馬場町の旧風間家住宅丙申堂で開かれ、共著者の羽黒山伏で経営コンサルタントの渡辺清乃さん(名古屋市)との対談で「頭だけでなく、体を通して知ることを大切に」など、現代を創造的に生きる知恵について語った。

 4月に3冊目「野性の力を取り戻せ」(日本能率協会マネジメントセンター刊)を出版した記念。思考や論理に偏りがちなビジネスパーソン向けに、感性や直観を重視する「感じる知性」をはじめ、山伏修行で培った柔軟で創造性に満ちた生き方を説いた書。県内外の約40人が参加し、著書と同様に渡辺さんが聞き役となって引き出す星野さんの話に耳を傾けた。

 渡辺さんは2017年に初めて星野さんの下で修行した際、「大丈夫だ」と励まされ完遂できたことを挙げ、「先達(星野さん)は人を励まし、肯定し、応援するのがうまい。子どもだけでなく、大人にも励ましは必要」と切り出した。

 星野さんは「考えて出る言葉でなく、体から直接出てくる言葉だから力がある。人生はいつでもライブ」と、体に比重を置く生き方の大切さを指摘。そして、「何かを決断する時、考えはいらない。知識は、量は違っても基本的にはみんな同じ。腹、丹田で判断し、考えは、それをどう実行するかという時に使う。体のメカニズムはすごく、体を通して知ることは自分にとっても社会にとっても大事」とした。

 また、知の在り方については「明治以降は意識に偏るものになったが、日本人は古来、そこに身を置かないと分からない、体で学ぶことを『道』などの学問とし、命や自然、魂などを(体でしか捉えられないものとして)大切にしてきた」と説明。そして、「罪とは、自分の本質、素なるものを包み込むもののことで、罪やけがれを脱ぎ去るとは、思い込みや余計な知識を取り去り、素なる自分に戻ること」と持論を展開。思考や論理へのこだわりから脱却し、体の中にある野性を取り戻し創造的に生きる大切さを訴えた。

渡辺さんと対談し、体で知る大切さなどを説いた星野さん(右)
渡辺さんと対談し、体で知る大切さなどを説いた星野さん(右)



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