2023年(令和5年) 10月8日(日)付紙面より
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鶴岡市大山の上池・下池に今年も冬の使者コハクチョウが飛来した。6日午前5時25分、下池で3羽の飛来を市自然学習交流館ほとりあの学芸員が確認した。昨年(10月5日)より1日遅いものの、例年並みの初飛来という。
ほとりあによると、6日朝に下池で3羽のコハクチョウを確認。午前5時半ごろ、強風の中で3羽とも上池方面に飛び立った。約1時間後、上池で5羽のコハクチョウを確認し、間もなく西方に飛び立ったという。
ほとりあでは「今年も無事に来てくれた。コハクチョウの飛来で秋の深まりと、冬の接近を感じる。生き物が季節を教えてくれるとあらためて実感している」と話していた。
ほとりあが実施している「コハクチョウの初飛来日あて2023コンテスト」は、前年の約1・5倍となる453人の応募があった。10月6日の予想者は52人で、正解者にはオリジナルのコハクチョウ缶バッジとポストカードが贈られる。また、抽選で1人にコハクチョウのぬいぐるみと市内旅館の宿泊(1泊2食付き)ペアチケットが贈られる。