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2023年(令和5年) 11月22日(水)付紙面より

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地元高校野球30年の足跡 大ファンの郷守さん(芝楽店主)資料まとめる

 大の高校野球ファンで寿司てんぷら「芝楽」(鶴岡市本町二丁目)店主の郷守幸夫さん(75)が地元高校野球の足跡をまとめている。約30年間、店で大切に保管してきた新聞の切り抜きや各種大会のパンフレットを整理しようと思ったのがきっかけ。郷守さんは「自分も気付けば後期高齢者。その時代、その時代のことが懐かしく思えてわれながら楽しく作業している」と話している。

 郷守さんのファン歴は約60年。高校時代に野球部の同級生を応援したことがきっかけとなった。例年、甲子園を目指す夏の大会や秋季大会のほか、発展解消となった庄内伝統の「平田杯」に出掛け選手名簿が載ったパンフレットなどを集めた。店の合間に新聞記事を切り抜いてスクラップ。週刊朝日の「甲子園」も何冊か購入した。

 「大学生や社会人になった球児が店に遊びに来てくれるが、自然と会話が弾む。その年ごとのエピソードもたくさんある」と郷守さん。中でも1978(昭和53)年の夏、鶴商学園(現・鶴岡東)が甲子園に出て以来、しばらく庄内勢は優勝から遠ざかっていたが、16年ぶりに友人だった菅原定男監督が率いる鶴岡工業が甲子園初出場を決めたことが思い出の一つ。もう一つは97年に母校の酒田南が夏の県大会決勝で強豪・東海大山形にサヨナラ勝ちした「レフト前タイムリー」の映像は今でも鮮明に残っているという。

 さらに2011年の夏、鶴岡東が甲子園常連の智弁学園(奈良)を相手にエース・佐藤亮太投手が力投。1―2の接戦を繰り広げた試合も「記憶に残るいいゲームだった。春夏合わせて3回甲子園出場を決めた鶴商学園の名将・田中英則監督が65歳で亡くなられた年。個人的に感慨深いものがあった」と振り返る。こうした数々の思い出が詰まった資料をひもとき、その年ごとの戦いぶりを整理している。

 「現・羽黒高校に進学した中学時代の同級生が野球部に入り、当時はダントツに強かった。時は流れ、ブラジル留学生のマウリシオ投手を中心に羽黒高校が春のセンバツで県勢初のベスト4に進んだ年も忘れられない」と思い出は尽きない。

 整理は1997年から現在までが中心。郷守さんは「何といっても高校野球は一球に懸けるひたむきさ。元ソフトバンクで首位打者を獲得した長谷川勇也選手のようなスターが、再びこの地から生まれることを期待したい」と語った。まとめた資料は店で見ることができるようにしている。

「バット洗いで当時を懐かしんでもらえれば」と球児たちの“フラッシュバック”を整理している郷守さん
「バット洗いで当時を懐かしんでもらえれば」と球児たちの“フラッシュバック”を整理している郷守さん



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