2023年(令和5年) 12月5日(火)付紙面より
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JFAキッズサッカーフェスティバル2023山形in鶴岡が2日、鶴岡市小真木原総合体育館で開かれた。コロナ禍の影響で2021年まで中止や規模縮小となり、昨年から通常開催となった。幼稚園・保育園児が中心のU―6と、小学生低学年のU―8の2クラスで交流試合が行われ、サッカーを楽しむ子どもたちの歓声が会場に響いた。
午前中のU―6クラスには鶴岡市と三川町、庄内町の11チーム80人余りが参加。純粋にサッカーを楽しんでもらおうと勝敗なし、ゴールキーパーなしのミニゲーム形式で、各チーム4、5試合を楽しんだ。
園児たちは夢中になってボールを追いかけ、館内を猛ダッシュ。中にはボールと一緒に靴を飛ばしてしまう子どももいた。見事ゴールが決まると、飛び上がって喜ぶ姿も見られた。元気に走り回る子どもたちの姿に、観客席の保護者たちは笑顔で大きな声援を送っていた。
美咲の森こども園チームで参加した八木悠雅君(6)は「みんなと一緒にボールを追いかけるのが楽しかった。勝つとうれしい」と話していた。午後のU―8クラスには15チーム110人余りが参加した。
キッズサッカーフェスティバルはJFA(日本サッカー協会)が2002年のFIFAワールドカップ日韓大会の記念イベントとして全国各地で展開。現在は各都道府県のサッカー協会が主催しており、鶴岡地域では鶴岡サッカー協会が主管、鶴岡信用金庫の協賛で実施している。今回で15回目となった。