2024年(令和6年) 2月27日(火)付紙面より
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「大山新酒・酒蔵まつり」が24日、鶴岡市大山地区の4つの酒蔵で行われた。大勢の「左党」が訪れ、新酒の試飲を楽しんだ。
今年で29回目。チケットが即完売する超人気のまつりだが、コロナ禍で2021年から開催を見合わせていた。今年は規模を抑えた形で4年ぶりにファンの期待に応えた。
メインは▽羽根田酒造▽渡會本店▽冨士酒造▽加藤嘉八郎酒造―の「酒蔵めぐり」。各蔵元には待ちかねた日本酒好きの人たちが詰め掛け新酒を試飲し、お気に入りの銘柄を買い求めていた。
訪れた女性客は「個人的には純米酒が好き」、男性客は「やはり大山の地酒はうまい。それぞれ個性があって飲み比べが楽しい」と笑顔を見せた。
実行委員会のスタッフは「(酒蔵めぐりのチケットは)通常3000枚のところを今回は半分の1500枚にして対応したが、多くの人たちから足を運んでいただき感謝したい。来年にはいつも通りのまつりに戻せるだろう」と話した。