2024年(令和6年) 5月16日(木)付紙面より
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庄内浜11海水浴場の水質調査が14日、鶴岡市を皮切りに始まった。湯野浜海岸沖では県庄内総合支庁環境課の職員が沖合約200メートル地点で透明度や水素イオン濃度について測定した。ボトルにくみ取った海水は県の検査機関に送り分析する。
水質調査は7月の海水浴シーズンを前に実施している。調査項目は大腸菌群数や化学的酸素要求量など6項目。村山市にある県環境科学研究センターと庄内保健所の検査室でくんだ海水を詳しく調べる。
初日は湯野浜、由良、三瀬、小波渡、加茂レインボービーチ、マリンパークねずがせきの6海水浴場で実施した。このうち湯野浜では職員が漁船で沖合の海水を採取。透明度(水深1メートルの状況)と油膜の有無についてはいずれも良好だった。
水質調査はこの後、20日までに残る5海水浴場で行い、結果は6月中旬に公表する。