2018年(平成30年) 10月28日(日)付紙面より
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第20回マイコンカーラリー山形県大会(兼ジャパンマイコンカーラリー2019大会山形地区予選会)が27日、鶴岡市の羽黒高校体育館で開かれた。県内の工業系高校の生徒たちが制作した約30台が出場し、完走とタイムを競った。
庄内からは鶴岡工、羽黒、酒田光陵の生徒たちが参加。競技はマイコン組み込み完全自走式のマイコンカーで行い、イン・アウトコースを2回走行してベストタイムを競うレース。競技レベルに合わせて「Basic Class」に22台、「Advanced Class」に5台、「画像処理」に2台が出場した。同校体育館には約60メートルのコースが設置され、生徒たちは試走してプログラミング調整し、本番レースに臨んだ。
コースにはレーンチェンジや直角カーブなどの難所があり、途中でコースアウトするマシーンも。出場の生徒たちは「神室01」「武蔵」「クリオネ」などと名付けた愛車の行方をじっと見つめ、無事に完走するとほっとした表情を見せていた。好タイムが出ると、会場の仲間や指導する教員から祝福を受けていた。
好成績者は来年1月に東京都で開催される全国大会に出場する。