2024年(令和6年) 9月19日(木)付紙面より
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46回目を迎えた鶴岡田川地区サッカースポーツ少年団荘内銀行頭取杯争奪5年生大会の決勝トーナメントが16日、庄内町八幡スポーツ公園サッカー場で行われた。決勝ではモンテディオ山形ジュニア庄内が鶴岡FCを4―1(前半3―0)で下して優勝。両チームを含む上位3チームは、今年11月に長井地区で開かれる第9回県信用金庫協会杯争奪U11県大会に出場する。
ジュニア層の技術向上に向け、鶴岡地区サッカー協会(佐藤利浩会長)が、荘内銀行(鶴岡市、松田正彦頭取)の協賛、明治安田生命保険山形支社(山形市、松本定重支社長)の特別協賛を受け開催。特に同行は子どもたちの健全育成を目的に第12回大会から頭取杯を贈るなど協力し続けている。
今大会には16チームがエントリー。14日に4チームずつ4ブロックに分かれて地区内のグラウンドで予選リーグを行い、各ブロック上位2チームが決勝トーナメントに進出した。試合はいずれも8人制で15分ハーフ。好天の下、選手たちは日頃の練習成果を思う存分に発揮し、細かなパスワークや素早いドリブルで相手をかわすなどゴール目指して走り続けた。
閉会行事で、優勝したモンテ庄内に頭取杯を手渡した同行の本間元毅常務執行役員本店営業部長は「チームが一つになって一生懸命にボールを追いかける姿に感動した。次のステージでも頑張って」、決勝トーナメントに進出した8チームに公式球を贈った松本支社長は「素晴らしい試合を見させてもらった。次の目的に向かって技術を磨いてほしい」と述べた。全試合終了後、同支社主催のサッカースクールも行われ、8チームの約120人がモンテアカデミーコーチらの指導を受けた。
順位は次の通り。
1モンテ庄内2鶴岡FC3サルバトーレ櫛引SC4FC余目5庄内FCアカデミー6三川SCjr7Quinto鶴岡FC8羽黒サッカースポーツ少年団
2024年(令和6年) 9月19日(木)付紙面より
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「第66回小学生・中学生全国空手道選手権大会」(8月3、4日・静岡県エコパアリーナ)の小学生男子低学年団体の「形」部門に山形県代表として出場した大滝貫太選手(朝六4年)と寒河江麻覇呂(まはろ)選手(朝一4年)、本田 歩武(あゆむ)選手(宮野浦4年)が金メダルを獲得した。3選手は「来年は高学年の部で全国一を目指したい」と抱負を語った。
公益社団法人日本空手協会が主催する同大会には全国の精鋭39団体が出場。予選と決勝で日頃の成果を競った。決勝では3選手とも息の合った形を披露。スピード、技のキレ、力強さの総合力で審査員の高い評価を受けた。
17日に鶴岡市の皆川治市長を表敬訪問した日本空手協会鶴岡中央支部所属の大滝選手と寒河江選手は「相手より気持ちが上回ったのが勝因だと思う」と笑顔を見せた。皆川市長は「全国制覇おめでとう。来年も期待しています」と祝福した。
大滝選手は幼稚園、寒河江選手は小学1年の時に空手を始めた。日頃は朝暘武道館と鶴岡五中を会場に1日2時間の練習を重ねている。3選手は形のメンバーとして今年4月に結成。6月に宮城県で行われた東北大会の小学4年生個人の部では寒河江選手が優勝、大滝選手が準優勝した。
寒河江選手は「優勝した時はうれしかった。来年は組手にも出たい」、大滝選手は「また勝てるよう技に磨きをかけたい」と話した。
決勝には上位8チームが出場。準優勝は埼玉県、3位は福岡県のチームが入賞した。