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2024年(令和6年) 7月19日(金)付紙面より

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日本の原風景伝えたい 仙台市の写真クラブ たにしの楽校活動応援

 仙台市を中心に活動している東北フォトウォーキングクラブのメンバーが16日、月例の撮影旅行で鶴岡市朝日地域の田麦俣を訪れ、多層民家や植物などを撮影した。

 同クラブには会員が100人以上所属しており月1回、日帰りの撮影旅行に出掛けているほか、3カ月に1度の学習会を行い、作品の講評や指導などで研さんを積んでいる。事務局を務める丸山慎一さんや、同クラブ講師の竹内正さん(いずれも日本写真協会会員)が、同地域にあるたにしの楽校(旧大網小学校田麦俣分校)保存会のメンバーであることから、保存会代表の南正一さん(鶴岡市)とも親しく、たにしの楽校やその周辺の風景をカメラに収めようと撮影会を企画。今月は26人が参加し、午前中は西川町志津の地蔵沼などを訪れ、午後に田麦俣に到着。休憩なども含め約2時間半の滞在で、たにしの楽校内部や近くの多層民家などを撮影した。

 畑のネギに焦点を当て、背景に水車小屋を配した構図を狙っていた女性は「初めて訪れたが、日本の原風景を見ているよう。飛騨高山に行かないと多層民家は撮影できないと思っていたが、こんな近くで撮影できるとは。来られて良かった」と話していた。

 講師の竹内さんは「昭和30年代から田麦俣を訪れているが、当時はもっと多層民家があったはずで寂しい気持ち。たにしの楽校を含め、文化的な建物を若い世代の人にも見てもらい、文化を大切にする気持ちを写真を通して伝えたい」とたにしの楽校保存の活動にエールを送った。

 同会は来月、遊佐町の丸池様と酒田市八幡地域の玉簾(たますだれ)の滝などで撮影を行う予定。

仙台の写真愛好グループが田麦俣を訪れ、多層民家などを撮影
仙台の写真愛好グループが田麦俣を訪れ、多層民家などを撮影



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