2022年(令和4年) 8月17日(水)付紙面より
ツイート
庄内町と三川町の「二十歳のつどい」が15日行われ、真新しいスーツや振り袖姿の若者たちが大人への自覚を新たにした。
両町とも今年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、「成人式」を「二十歳のつどい」に改称。今回の対象は2001年4月2日から02年4月1日までに生まれた人。
庄内町
庄内町は響ホールで開催。対象は229人で、この日は約160人が出席。式典では、富樫透町長が「『日本一住みやすいまち庄内町』に向けてさまざまな取り組みを行っている。若い皆さんの行動力や柔軟な考えがこれからの町づくりには必要だ。積極的な参画をお願いしたい」と式辞。
新成人を代表し門脇智大さん(21)=庄内町連枝、鶴岡高専専攻科=が「私たちは大きな節目の日を迎えたが、大人としてはまだまだ未熟。今後もこれまでお世話になった多くの人に恩返しできるよう努めていく」と決意を述べた。その後は、景品が当たる抽選会などが行われ、旧交を温めていた。
三川町
三川町ではなの花ホールで開催。対象は79人で、うち49人が参加した。式典では阿部誠町長が「少子高齢化や東京の一極集中など課題は多い。皆さんのように若い世代が今後、社会のリーダーとして、三川町で活躍する人材になってくれることを願いたい」と祝った。代表の押切下町の会社員、石栗稔也さん(20)が「これからは大人の自覚と責任を持ち、かけがえのない仲間たちと共に歩んでいきたい。ご指導をよろしくお願いします」と謝辞を述べた。
群馬県高崎市の大学に通う佐藤輝さん(20)は「将来の目標は理学療法士。大学4年に国家試験を受けるが、目標に向かって頑張りたい。中学の卒業式以来の同級生もいて、とても懐かしく思う」と話した。