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2006年(平成18年) 11月30日(木)付紙面より

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自然の味わい飲むゼリー 特産「刈屋ナシ」使い開発

 酒田市の特産品の和ナシ「刈屋ナシ」を使ったドリンクゼリー(飲むゼリー)が開発され、試食会が28日、酒田産業会館で開かれた。「和ナシの風味が出ていておいしい」など好評だった。

 このドリンクゼリーを開発したのは、地元の農産物を生かして特産品を開発しようと2003年に市内の酒販店7店で結成した「庄内酒彩倶楽部」(池田吉伸会長)。04年から刈屋ナシを使ったワイン「梨のミューズ(女神)」、05年から飛島特産のごどいも(男爵イモ)を原料にした焼酎(焼酎)「ごどいも焼酎飛島」を売り出し、話題を呼んでいる。

 今回は、刈屋ナシを使って、子供からお年寄りまで幅広く味わってもらえる特産品と
して開発。刈屋梨出荷組合(三浦富生組合長)から和ナシ約200キロを仕入れ、寒河江市内の業者でピューレ状に加工、青森県内の業者でパック詰めのドリンクゼリー約600パック(1パック100グラム入り)を製造した。

 商品名は「ゼリー・フルーツ」を略した造語「Jelf(ジェリフ)」とした。刈屋ナシ100%使用で、幅広い年齢層に親しまれるように味に配慮したほか、そしゃく障害のある高齢者らのデザートとして使われることも意識して作った。

 この日の試食会に刈屋ナシの生産者や市の関係者ら約50人が参加。ドリンクゼリーを冷やしたものと、凍らせたものの2種が出され、「刈屋ナシの自然なうまさが出ている」「シャリシャリしておいしい」など好評だった。

 庄内酒彩倶楽部の池田会長はあいさつで、「商売の復権の起爆剤になって地域発展に貢献したい」と新商品に寄せる思いを語った。

 今後、刈屋地区の鳥海小、鳥海中、老人デイケアセンターなどに配布し、感想を聞く。
 Jelfは1パック200円(税込み)。庄内酒彩倶楽部の加盟店で扱っている。問い合わせは事務局の武田庄二商店酒田支店=電0234(22)6331=へ。

好評だったJelfの試食会
好評だったJelfの試食会



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