2008年(平成20年) 2月10日(日)付紙面より
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鶴岡市大山地区で9日、蔵出しの寒仕込みが味わえる「大山新酒・酒蔵まつり」が開かれ、大勢の日本酒ファンがスタンプラリーで酒蔵を巡り、各蔵元の酒を飲み比べたり、季節料理を味わいながらの新酒パーティーを楽しんだ。
まつりは、新酒仕込みの最盛期に合わせ、「酒どころ大山」をPRし、地域の活性化につなげようと大山商工会や酒蔵などが実行委員会を組織して1996年から開催。今回はJR東日本がツアーを企画して「きらきらうえつ」がまつりに合わせて羽前大山駅に臨時停車するなど、県内外で人気が高まっている。
この日は午前10時から酒蔵を巡るスタンプラリーがスタート。大勢の人たちが代表銘柄「出羽ノ雪」の渡會本店、「白梅」の羽根田酒造、「栄光冨士」の冨士酒造、「大山」の加藤嘉八郎酒造の4蔵元など8カ所を巡った。
各蔵元の出入り口では、新酒を求める人たちで長蛇の列ができた。訪れた人たちは各蔵元の自慢の酒やしぼりたての新酒を味わった。中には、何杯も酌を求める人もおり、心ゆくまで“うまい酒”を堪能していた。
蔵元自慢の酒やしぼりたての新酒を味わった