2008年(平成20年) 2月9日(土)付紙面より
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鶴岡市の朝暘第三小学校(三浦愼士校長、児童734人)は児童たちが集めたアルミ缶で車いす1台を購入し7日、鶴岡市茅原町の老人保健施設「のぞみの園」(佐藤忠芳施設長)に寄贈した。
同校では昨年度からボランティア活動の一環としてアルミ缶の回収活動を行い、同施設に車いすを寄贈している。今回は、同校でボランティア活動を推進する「わかば委員会」が中心となり、回収強調週間などを5回ほど設定し、全校児童に協力を呼び掛け、アルミ缶約200キロを集めた。それを市内のリサイクルセンターを通じて換金するなどして車いすを購入した。
この日は委員の児童約20人がのぞみの園を訪れた。委員長の富樫伸久君(6年)が「どうぞ皆さんで使ってください」とあいさつし、施設利用者代表に車いすを贈呈。その後、児童たちは利用者と一緒にけん玉やこま回しをするなどして交流を深めた。
富樫君(右)が車いす1台を贈呈した