2008年(平成20年) 3月19日(水)付紙面より
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鶴岡市神明町の春日神社(斎藤元宮司)の獅子舞の氏子巡りが18日、鶴岡市内で始まり、笛と太鼓の音が春到来を街角に告げている。
同神社の獅子舞は、市内で唯一の女獅子として知られ、優雅な舞が特徴とされる。毎年3月27日までの10日間にわたり市内の氏子約600軒を回り、無病息災や家内安全を祈願。
初日のこの日は午前8時半すぎ、中心地の馬場町を皮切りにスタート。各氏子宅の軒先で獅子舞を奉納した。
晴れ渡った空の下、朝日を浴びて舞う獅子の姿に道行く人も足を止めて見物。舞が終わると家人が獅子に頭をかんでもらい、今年1年の無事を祈っていた。
市街地に春を告げる春日神社の獅子舞