2008年(平成20年) 6月10日(火)付紙面より
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社団法人日本善行会(本部・東京都千代田区)の本年度春季善行表彰で、鶴岡市の櫛引西小、櫛引南小、櫛引中の3校が青少年善行表彰(社会福祉活動)を受け、9日、市櫛引庁舎の市教育委員会で伝達式が行われた。
同会は1937年設立。善行精神の普及、実践による住みよい社会環境づくりを進めている。表彰は毎年春と秋に行い、春季は青少年善行や国際貢献などを表彰。5月24日に東京・明治神宮で表彰式が行われた。
櫛引西小(池田幹夫校長、児童252人)は、75年から学校周辺の道路で空き缶拾いを継続。また、近くのリハビリ病院を訪問して入院患者と交流。交通安全を願い、5000羽の千羽鶴を県や県警本部に贈っている。
櫛引南小(布川和則校長、児童82人)は、地域内の特別養護老人ホームを訪問し交流。学校で栽培したリンゴを学区内のお年寄りに贈っている。年2回の通学路のごみ拾い、千羽鶴を交通安全キャラバン隊に贈っている。
櫛引中(松浦昇校長、生徒276人)は、2004年からアルミ缶回収などで車いすを購入し、計3台を櫛引社会福祉協議会に寄贈。校内運動会にお年寄りを招き交流するなど、地域社会への貢献活動を行っている。
伝達式では同会山形県支部の松浦安雄顧問が3校の児童、生徒代表に表彰状などを手渡した。謝辞で鈴木那央さん(櫛引西6年)は「これからも人の役に立つ活動に取り組む」、沢川芽依さん(櫛引南6年)は「受賞を励みに伝統を引き継いでいく」、鈴木信吾さん(櫛引中3年)は「学校、地域の発展に頑張りたい」と活動継続を誓った。
日本善行表彰を受けた3校の代表に表彰状を伝達
2008年(平成20年) 6月10日(火)付紙面より
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鶴岡市恒例の「朝市」が8日、市役所駐車場で今シーズンの営業をスタート。初日から、新鮮な農産物や魚介類を求める人たちでにぎわった。
生産者と消費者の交流を通じて地元産の農林水産物のPRを掲げ、「地産地消」を先取りする形で1994年に始まった。生産者ら8団体、3個人で組織する鶴岡市朝市の会(齋藤幹男会長)が運営している。
初日の8日は、好天に恵まれ、開店30分前の午前5時半には行列ができた。会場にはレタスやトマト、ネギなどの野菜のほか、地物のタコやタイの刺し身など新鮮な海産物、もちや赤飯といった加工品を提供する露店がずらりと並んだ。買い物客は生産者と会話しながら交流を深め、気に入った品を選んでいた。市価より安く新鮮とあってまとめ買いする人も多く見られた。
朝市は10月26日まで毎月第2、第4日曜日に市役所駐車場に開設される。
鶴岡市の朝市が今シーズンの営業をスタートした