2009年(平成21年) 9月1日(火)付紙面より
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鶴岡小型船舶安全協会(齋藤賢作会長)の会員と家族たちが30日、鶴岡市の加茂水産高校裏の海岸にヒラメの稚魚を放流した。
海釣り愛好者でプレジャーボートを所有する人たちで組織する同会は約20年前から毎年、水産資源保護活動の一環でヒラメを放流している。
この日は会員とその家族合わせて約40人が参加。鶴岡市三瀬の県栽培漁業センターで今年5月にふ化した体長約8センチのヒラメ約5000匹が同センターからトラックで運ばれ、参加者たちは波打ち際までバケツリレーし、「元気でね」とそっと海に放していた。
齋藤会長は「この活動が資源保護だけではなく漁獲量増加にも貢献できれば。今日放したヒラメが大きく育ち何年後かに再会できることを期待したい」と話していた。
鶴岡小型船舶安全協会の会員と家族がヒラメの稚魚を放流した