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2009年(平成21年) 11月11日(水)付紙面より

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「おもてなし」の心で 庄内の観光PR現地研修 映画村 女将とガイドライバー連携

 やまがた庄内たび宿おかみの会(木村君子代表)と庄内ガイドライバー協議会(石川正明会長)の合同現地研修会が9日、鶴岡市羽黒町川代の庄内映画村オープンセットで開かれ、旅館の女将(おかみ)やガイドライバーの認証を受けているタクシードライバーが庄内で注目される観光地を見学し連携を深めた。

 両組織が連携し、庄内の魅力を「おもてなし」の心で紹介する技術、知識を養おうと、日本海きらきら羽越観光圏推進協議会の呼び掛けで初めて実施した。

 研修会には約30人が参加。映画村の周遊バスに乗り込み、漁村・農村エリアと宿場街エリアの映画セットを巡り、現地ガイドから観光客に聞かれやすい見どころの説明を受けた。

 このうち、漁村・農村エリアでは現地ガイドから「ここは香取慎吾さんが主演する座頭市THELASTの撮影で使われたセット。三瀬海岸の設定で作られており、ここにある木船や網は実際に庄内浜で使われていたもの」などと説明を受け、参加者たちはデジタルカメラで撮影したり、メモを取るなどして真剣に聞き入っていた。

オープンセットについて見どころの説明を受ける参加者たち
オープンセットについて見どころの説明を受ける参加者たち


2009年(平成21年) 11月11日(水)付紙面より

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「農」の高・大連携 山大と県内6高校協定 講師派遣など相互交流強化へ

 山形大農学部(安田弘法学部長)と庄内農業高など県内の6つの農業関係高校は9日、農学と農業教育の充実発展などを目的とした連携と協力に関する協定を締結した。今後、教員の交流を活発化させるとともに、農業高校の生徒だけを対象に農学部で「アグリオープンキャンパス」を開催するなど相互の交流活動を促進していく。

 協定を結んだのは農学部と、庄内、村山、置賜の3農業高校、農業関係科を持つ新庄神室産業、寒河江、上山明新館の各高校。高校側はこれまでも農学部の教育実習生を受け入れるなど協力関係を深めてきた。食料の安全性への注目が高まり、農林水産業の重要性が増す中、農学と農業教育への関心を広く持ってもらおうと、さらに連携、協力を強化することを目的に、協定を締結した。

 協定に基づく連携では高校生に農学部への理解を深めてもらうためのアグリオープンキャンパスの実施、高校の授業への講師派遣、体験学習や研修の実施、セミナー開催といった項目のほか、情報交換、研究協力、共同研究、研究設備の相互利用などを盛り込み、協力関係を推進するための連携強化推進会議を設置する。会議の事務局は庄内農業高が担当する。

 この日、鶴岡市にある山大農学部で協定締結式が行われ、安田学部長と高校側代表校の村山農業高の室岡和夫校長が協定書に調印した。安田学部長は「農学は多面的、総合的な科学。農業に夢とロマンを持つ、気概のある若者を育成し、地域と日本の食糧生産に貢献したい」、室岡校長は「県の将来の農業を担い、地域の活性化に取り組んでいけるような意欲ある高校生の教育に、われわれと農学部の教育機能を生かしていきたい」とそれぞれあいさつした。締結式に出席した庄内農業高の高倉吉英校長は「高校側にとって大学は敷居が高かったが、この協定締結で連携、協力がやりやすくなる」と話していた。

協定締結後、握手を交わす安田農学部長(中央)と高倉庄農校長(右)ら
協定締結後、握手を交わす安田農学部長(中央)と高倉庄農校長(右)ら



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