2010年(平成22年) 10月5日(火)付紙面より
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日本一の白鳥飛来地となっている酒田市の最上川スワンパークで3日朝、冬の使者・白鳥の第一陣が確認された。過去40年間で最も早かった昨シーズンより2日遅い第一陣の飛来。
同市白鳥を愛する会の池田昭三会長が同日午前6時半ごろ、スワンパーク内の中州上流部で21羽を確認。その後も夕方にかけ次々と飛来してきた。
スワンパークでは昨シーズン、9700羽の白鳥が越冬し14年連続で飛来数日本一となった。池田会長は「08年、09年と2カ年続けて餌付けを自粛したので、来てくれるか心配だった。来てくれてまずはほっとしている。うれしい」と話していた。
池田会長によると、スワンパーク内に立ち入り禁止区域を設定するかどうかなど今シーズンの対応については今後、市と協議する予定という。白鳥の飛来は12月中旬まで続く。