2010年(平成22年) 12月12日(日)付紙面より
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鶴岡市の小真木原スケート場が11日、今シーズンの営業を開始した。オープンを待ちかねた子供たちが訪れ、久しぶりの氷の感触を思う存分に楽しんだ。
同スケート場は毎冬、小真木原テニスコートに設置している屋外リンク。同スケート場を管理する市アイスホッケー協会によると、先月中旬から準備作業が進められてきた。順調に作業が進み、予定通りのオープンとなった。
この日は午前10時から無料開放。時折、青空が広がる天候の中、小中学生グーループや親子連れが訪れ、思い思いに初すべりを楽しんだ。この日一番乗りで同級生3人と訪れた朝暘四小3年の五十嵐柚杏さん(9)は「3年ぶりのスケート。滑ってみて難しかったがすごく楽しい」と笑顔で話していた。
無料開放は12日まで。営業時間は平日午後1時から同6時まで、土日祝日午前10時から午後7時まで。今月29日―来年1月3日は午前10時から午後7時。元日は休業する。開設期間は来年2月27日まで。また、シーズン中、毎月第2、4土曜日は高校生以下無料。問い合わせは小真木原スケート場=電0235(23)5694=へ。
2010年(平成22年) 12月12日(日)付紙面より
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「食」を通じて健康について学ぶ「からだにやさしい料理教室」が11日、鶴岡市女性センターで開かれ、庄内各地の男女が「つや姫」に合うおかずを調理しながら、旬の食材の健康機能性などへの認識を深めた。
慶應義塾大先端生命科学研究所「からだ館」がん情報ステーション(鶴岡市馬場町)が年4回ほど、同館のPRを兼ねて開いている。今回は、鶴岡市や酒田市、三川町から、男性2人を含む23人が参加。同館スタッフの海藤道子さんから「サバのグリル・黒酢ソースかけ・かぶのソテー添え」「にんじんの洋風煮込み」「高屋豆腐のそぼろ煮」「粕(かす)汁」「庄内麩(ふ)のカリカリおやつ」の5品を習った。
カブは鶴岡市宝谷産の在来野菜「宝谷かぶ」が使われた。海藤さんは「宝谷の1軒の農家でしか作られていない貴重なもの。アミノ酸が多く、熱すると甘くなる。さっと火を通して」と、食材の来歴や機能性などを交えて調理法を解説。「つや姫」については先端研の分析で甘味、うま味成分がコシヒカリより多いことなども紹介し、「土鍋で炊くと、さらにおいしくなる」と説明した。
参加者は、身近な食材の優れた面への認識を新たにし、楽しそうに調理に取り組んでいた。
試食会では、「湯通し」「ゆがく」「ゆでる」「ゆでこぼす」の違いなど調理用語や、台所でできる「キッチン体操」などを教えてもらいながら、交流を深めた。