2010年(平成22年) 2月14日(日)付紙面より
ツイート
一緒にダンスを楽しむことで親子のきずなを深めようという「親子でヒップホップダンス」が13日、酒田市総合文化センターで開かれた。市内全域から園児と小学生、保護者ら合わせて約60人が参加。軽快なリズムに乗って体を動かした。
未就園児から小学3年生までとその親を対象に、市生涯学習課が毎年開き4回目。毎回好評で、今年も申し込みが多く早々と定員に達した。
この日は、市内のダンス教室で講師を務めているスガワラトヨキさんが指導。ヒップホップ特有のリズムの取り方や足の運びなど基本を学んだ後、ストレッチ体操で十分に体をほぐしてから、その場で走っているように見せる「ランニングマン」や、前後左右にステップを刻みながらパンチを繰り出すといった振り付けを練習した。
最後は、学んだ振りを曲に合わせて披露。子供たちは1時間余りですっかり上達し、スガワラさんからほめられた。両親、兄、妹の家族5人で参加した佐藤菜桜ちゃん(5)=浄徳幼稚園年中組=は「聞いたことのない曲なので、合わせるのが難しかった」と感想。父親の晃さん(48)は「普段体を動かす機会が少なく、いい汗をかいた。家族みんなでまた参加してみたい」と話していた。
2010年(平成22年) 2月14日(日)付紙面より
ツイート
鶴岡市大山地区で13日、恒例の「大山新酒・酒蔵まつり」が開かれ、大勢の日本酒ファンがスタンプラリーで酒蔵を巡り、各蔵元自慢の酒を楽しんだ。
まつりは、新酒仕込みの最盛期に合わせ、「酒どころ大山」をPRし地域の活性化につなげようと、地元で実行委員会を組織して1996年から開催。毎年、蔵出しの寒仕込みの新酒が味わえるイベントとして人気があり、県内外から大勢の人が訪れている。
この日は正午から酒蔵を巡るスタンプラリーがスタート。大勢の人たちが代表銘柄「出羽ノ雪」の渡會本店、「白梅」の羽根田酒造、「栄光冨士」の冨士酒造、「大山」の加藤嘉八郎酒造の4蔵元と漬け物店など7カ所を巡った。
各蔵元では、新酒を求める人たちが長蛇の列を作り、各蔵元自慢の酒や搾りたての新酒を味わった。毎年、酒蔵まつりを楽しみに仙台市から訪れている男性会社員(58)は「今回で3回目だが、やっぱり香りと味が良く大山の酒は最高。今日はたらふく飲んで帰りたい」と笑顔で話していた。中には、何杯も酌を求める人もおり、心行くまで“うまい酒”を堪能していた。