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2010年(平成22年) 5月12日(水)付紙面より

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鶴岡高等養護学校生徒手作り 天神祭の木札完成

 鶴岡市の天神祭実行委員会(実行委員長・早坂剛鶴岡商工会議所会頭)が今月25日の天神祭参加者に贈る記念品用にと、同市の鶴岡高等養護学校(畑山淳一校長、生徒54人)に製作を依頼していた木札がこのほど完成した。10日には、同校の生徒たちが鶴岡市役所を訪れ、木札800個を納品した。

 実行委員会では毎年、祭りの主役「化けもの」として参加する希望者に、衣装一式を無料で貸し出すほか、携帯電話ストラップ、うちわ、タオルなど天神祭にちなんだ記念品を参加賞としてプレゼントしている。

 今年は、実行委員会と同校の庄内、最上地方の企業で組織する現場実習支援の会(佐藤公力会長)との縁で、生徒たちの社会学習にも役立ててもらおうと、初めて記念品の製作を依頼した。製作は全校生徒が手分けし、今年2月から取り掛かった。木材の切断作業や穴あけ、焼き印など約3カ月間かけて完成させた。

 出来上がった木札は、縦10センチ、横6センチ。表と裏に「鶴岡天神祭」と菅原道真公の詠んだ和歌が焼き印されている。和歌は、鶴岡書道会顧問の酒井忠治さんがしたためた書から引用させてもらった。

 市役所には代表生徒5人が訪れ、生徒会長の祢津直紀君(17)が木札を山本益生副市長に手渡した。生徒たちは「1枚1枚心を込めて作りました。天神祭に参加する皆さんに喜んでもらえたらうれしい」と話し、山本副市長は「丁寧に作られており、作品から大変苦労したことがうかがえる。頂いた方は大変喜ぶと思う。来年以降もお願いしたい」と生徒たちの労をねぎらった。

生徒たちが心を込めて作った天神祭の参加者に贈られる木札
生徒たちが心を込めて作った天神祭の参加者に贈られる木札


2010年(平成22年) 5月12日(水)付紙面より

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巨大山鉾を巡行 酒田まつり 150人体制 引き手募集

 酒田市の酒田青年会議所(酒田JC、洪八満理事長)は、20日の酒田まつりで巡行する高さ20メートルの巨大山鉾(やまぼこ)の引き手を募集している。

 この山鉾は酒田JCが昨年、酒田まつり創始400年を記念して復活を計画、青森県五所川原市の「立佞武多(たちねぶた)」を参考に制作した。中合清水屋店前に展示し、夜には内部の明かりを点灯して夜空に浮かび上がらせるとともに、短い距離ながら巡行させた。

 酒田まつりを「山鉾を通して市民参加型のまつりにしよう」と、今年も150人体制による巡行を計画。同店前で午後6時半から始まる夜まつりで、S・Jinku演舞などに続いて巡行させる。足回りを強化し、昨年より長い距離を動かす予定。

 引き手の希望者は土日を除く午前9時半から午後4時半まで、酒田青年会議所=電0234(24)9192=へ申し込む。また、20日の本祭り時間帯は市役所前、夜まつり開始前は酒田産業会館前に受け付けを設け、当日参加も受け付ける。希望者には祭りはんてんを貸し出す。

夜空にくっきりと浮かび上がった酒田JCの巨大山鉾=昨年5月19日
夜空にくっきりと浮かび上がった酒田JCの巨大山鉾=昨年5月19日



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