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2010年(平成22年) 7月28日(水)付紙面より

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ブラジルから日系人中心のクラブ来庄 羽黒高とサッカー交流

 ブラジル・サンパウロ市の日系人を中心としたスポーツクラブ「ニッポンカントリークラブ」に所属する中高生たちが26日に来庄し、羽黒高校サッカー部と親善試合を行うなど交流した。

 同クラブは、姫路市出身の故・山本勝造氏が「将来、活躍する若者の教育にはスポーツが最適」という思いで1960年に設立した。現在は日系人を中心に約5000世帯が所属している。

 今回はクラブ創立50周年記念事業として、スポーツを通して子供たちから日本の文化を学んでもらおうと、ブラジル国際交流協会(国井精理事長)が企画。中高生32人と団長の国井理事長らスタッフ5人の計37人が今月17日に来日し、19日に本県入り。県庁を表敬訪問し吉村美栄子知事と懇談したほか、山形市の寺院などを見学した。

 26日に庄内入りし、月山あさひ博物村でアマゾン自然館を見学した後、羽黒高校グラウンドで中学生(U―14)、高校生(U―16)の順に羽黒高サッカー部と親善試合を行った。U―14は太刀打ちできなかったものの、U―16は押し込まれながらもカウンターで攻撃を仕掛けるなど熱戦を展開。見事ゴールを決めると歓声が起こっていた。

 一行は27日に鶴岡工業、28日に鶴岡東とそれぞれ親善試合を行い、29日に帰国する。

羽黒ゴール前でパスをつなぎ、シュートするニッポンカントリークラブの選手=26日、羽黒高
羽黒ゴール前でパスをつなぎ、シュートするニッポンカントリークラブの選手=26日、羽黒高


2010年(平成22年) 7月28日(水)付紙面より

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県の将来語る 県庁で「子ども知事室」

 吉村美栄子知事との対話を通して小学生から県政に関心を持ってもらう「子ども知事室」が26日、県庁などで行われ、県内各地から参加した小学5、6年生計16人が、知事と県の将来などについて懇談した。

 体験を通じて県政や事業について関心を持ち、郷土への理解を深めてもらおうと、2007年度から実施している。本年度は211人の応募があり、抽選で計48人が選ばれた。26日と8月5日、同10日の計3回に分けて実施され、1回につき県内4地区から4人ずつ計16人が参加する。

 初回のこの日は、庄内地域からの榎本康太君(鶴岡市立朝暘二小6年)、伊藤陽一君(同市立田川小5年)、本間梓さん(同市立朝暘六小6年)、金子珠波さん(酒田市立浜田小6年)の4人を含む男女合わせて16人が参加した。

 子供たちは、県政の概要説明を受けた後、県庁知事室で吉村知事から「1日知事」の辞令を受けた。吉村知事は「県庁にようこそ。今日1日、県庁や県のことをしっかり勉強してください。皆さんは山形県の将来を担う人たち。私と一緒に山形を良くしていきましょう」と激励した。

 続いて、県産品による「地産地消弁当」を食べながら懇談。子供たちは「知事になって勉強になったことは」「知事になってうれしかったことは」などと質問。吉村知事は「毎日が勉強。県民の皆さんからの意見一つ一つが勉強になる」「いろんな方とお会いできること。皆さんとも会えてうれしい」などと笑顔で答えていた。

 「1日知事」たちはこの後、県工業技術センターの現場視察を行うなどし、県の仕事に理解を深めた。

吉村知事(右)から「1日知事」の辞令を受ける小学生たち
吉村知事(右)から「1日知事」の辞令を受ける小学生たち



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