2011年(平成23年) 1月13日(木)付紙面より
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寒波と雪の影響で、日本一の白鳥の飛来地となっている酒田市の最上川スワンパークの一部が凍り付いた。白鳥やカモなどの野鳥は氷の上で首をすくめ寒そうにたたずんでいる。
酒田市白鳥を愛する会の池田昭三会長によると、降った雪が強風で川岸に寄せられ、滞留することで徐々に氷が広がっていくという。今シーズンは今月10日から凍り始めた。
現在は、監視小屋前に設置されている水制工の下流側が中心。氷に加え、雪も断続的に降り、行き場のない白鳥は氷の上で首をすくめたり、群れをなして暖を取ったり。池田会長は「まだはしりの状態。最も寒さが厳しくなる2月には、全面が凍り付くこともある」と話している。