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2011年(平成23年) 5月14日(土)付紙面より

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大きくなあ?れ 若竹保育園 緑のカーテン作り

 酒田市若竹保育園(鈴木陽子園長、園児64人)で13日、子供たちがゴーヤの苗を植え付けた。ゴーヤで「緑のカーテン」を作り、園舎南面を覆って室内温度の上昇を抑制、冷房を控えることで地球温暖化防止に役立てようという狙い。市が2008年度から一部の公共施設で実施。次第に対象範囲を広げ、本年度は21施設に計約320株を植え付け、総延長約240メートルの緑のカーテンにする。

 ゴーヤは大きな葉が密集して生えるため遮光性が高い上、栽培に手間がかからず比較的成長が早いなどの特性があり、緑のカーテン作りには最適の植物。市では08年度、ひらたタウンセンターで試行したのを皮切りに、09年度は16、10年度は18施設に設置。本年度は新たに中平田、松山、田沢の3小学校を加え、計21施設で実施する。

 一方、希望に応じて市民や事業所にも苗を配布。完成した緑のカーテンの出来栄えや栽培の様子などを審査し表彰するコンテストを実施している。

 この日、若竹保育園では作業を前に鈴木園長が「苗をプランターのお部屋に入れて、優しく土の布団をかけてあげましょう」と注意。「はーい」と返事した年長児11人が苗を丁寧に植え付け、たっぷりと水を与えた。終了後、みんなで苗に手をかざしながら「大きくなあれ」の合唱。「楽しかった」という半田ひよりちゃん(5)は「早く大きくなってほしい。ゴーヤは好き。実がなったら食べたい」と話していた。

園児たちが移植したゴーヤの苗に水をたっぷりと与えた=若竹保育園
園児たちが移植したゴーヤの苗に水をたっぷりと与えた=若竹保育園


2011年(平成23年) 5月14日(土)付紙面より

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ふじの花まつり 甘い香りにうっとり

 今年で20回目を迎えた「ふじの花まつり」が13日、鶴岡市藤島体育館で始まった。メーンの「ふじの花盆栽展」には地域住民が丹精込めて育てた鉢が出品され、青紫の花と甘い香りで来場者を魅了している。

 地域の農商工観の各団体などによる実行委員会(委員長・田中壽一ふじしま観光協会長)の主催。15日まで「フジ」にちなんだ多彩なイベントが繰り広げられる。

 盆栽は、ほぼ例年並みの104鉢が出品された。品種は一般的な「野田藤」をはじめ、房が長い「昭和長藤」、白い花の「シロカピタン」など約10種で、13日は半分ほどの開花状況。夫婦連れや女性グループを中心にした来場者たちは、「きれい」などうっとりと見入っていた。展示は15日までの午前10時―午後6時。

 会場では藤島地域や友好関係にある北海道名寄市の物産販売、喫茶、住民によるフジの絵画などの芸術文化展なども開催。14、15日はミニコンサート、15日は呈茶、押し花アート体験、「藤見の宴」も行われる。

甘い香りに包まれた「ふじの花盆栽展」
甘い香りに包まれた「ふじの花盆栽展」



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