2012年(平成24年) 4月18日(水)付紙面より
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鶴岡市の大泉保育園(平藤久喜園長)の園児たちが17日、同市下川のいこいの村庄内付近で養護老人ホーム・湯野浜思恩園(相馬直喜園長)のお年寄りたちと一緒にヨモギ摘みを行い、交流を深めた。
同保育園では世代間交流の一環として毎年、思恩園のお年寄りたちとラーメン作りやヨモギ摘み、餅つき、会食などの活動を行っている。
この日は園児23人と保育士、思恩園の入所者12人が参加した。数人グループに分かれ、クロマツ林に自生している5センチほどのヨモギを肩を寄せ合いながら仲良く摘み取っていた。園児たちは「こんなにいっぱい採れたよ」と成果を披露すると、おじいちゃん、おばあちゃんから「おお、いっぺ採ったのぉ」と褒められ笑顔を見せていた。
摘み取ったヨモギは、思恩園で乾燥保存し、6月ごろに今回参加した園児たちとお年寄りたちで餅つきや会食をする交流会に使われる。