文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2012年(平成24年) 8月19日(日)付紙面より

ツイート

おもしろ科学ものづくり塾 ロボット製作体験

 酒田市の本年度「おもしろ科学ものづくり塾」第2講が18日、市総合文化センターで開かれ、子供たちがリモコンロボットの製作などに取り組んだ。

 クオーツ式腕時計の開発に世界で初めて成功し、日本の精密機械工業の礎を築いた技術者で、同市名誉市民の中村恒也さん(長野県諏訪市)から贈られた寄付金5000万円を基に市は2004年、「中村ものづくり基金」を創設。同塾は、市教育委員会が基金を活用した「中村ものづくり事業」の一環として実行委員会(委員長・白旗泉酒田二中校長)を組織し、市内の小学5年生から中学2年生までを対象に05年から毎年開講、子供たちがものづくりの楽しさを体験している。

 8期生になる今年は、黒い線を認知し自走する自動車模型「ライントレースカー」を作るAコースと、3つのモーターで複雑な動きをするリモコンロボットを製作するBコースに、合わせて男女35人が参加。先月に開講式を行い、スタートした。

 この日、Aコースは模型作りをいったん休止。さまざまな科学の面白さを体験しようと、廃食油を使ったキャンドル作りに挑戦した。

 Bコースはロボット作りを継続。コードをまとめるためのコの字型の部品を、プラスチック製の細長い部品を専用の機器で熱し2回曲げて作るなど、細かい作業に取り組んだ。今年初めて参加したという菅原楽人君(10)=港南小5年=は「自分でやってみて上手にできると、とても楽しい」と笑顔で話していた。

 この塾は来年2月までさらに6回開講。最終講義では自分たちが製作した作品による「ロボットコンテスト」を開き、成果を実証する。

真剣な表情でリモコンロボットの組み立てに取り組む子供たち=Bコース
真剣な表情でリモコンロボットの組み立てに取り組む子供たち=Bコース



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field