2012年(平成24年) 11月3日(土)付紙面より
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三川町は1日から、町内の小中学校計4校の学校給食で、町内産の新米「つや姫」の提供を始めた。期間は本年度いっぱいで、週4日の米飯給食につや姫を使用する。
県ブランド米として注目を集めるつや姫を子供たちに味わってもらうとともに、町の基幹産業である農業について理解と関心を深めてもらおうと、町独自の三川産米飯給食支援事業として昨年度から実施している。
通常の米飯給食で提供しているはえぬきより割高になる食材購入費の差額を、町とJA庄内たがわが連携して補助する仕組み。横山、押切、東郷の3小学校と三川中の計4校で実施する。
つや姫給食初日となった1日、押切小学校(坂本慶治校長、児童144人)では、全校児童がランチルームで給食。代表児童の掛け声でみんなで「いただきます」。この日の献立はつや姫ご飯と塩ホッケ焼き、青菜の煮びたし、野菜がたっぷり入った「米粉すいとん汁」など計6品。4年生の日向諒君は「家で食べているご飯よりすごくおいしい。これから毎日つや姫を食べることができてうれしい」と笑顔を見せ、箸を進めていた。