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2012年(平成24年) 12月13日(木)付紙面より

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おにぎりおいしいよ 鶴岡羽黒 児童が庄内米の料理学ぶ

 庄内地方の米に焦点を当てた本「たんぼの味 庄内・やまがたのお米でつくるレシピ集」(編集・鶴岡食文化創造都市推進協議会)をテキストに、料理人や研究者を学校などに派遣して庄内米の歴史や米の調理方法を学ぶ食育プログラム「たんぼの味のレストラン」が11日、鶴岡市の広瀬地区公民館で行われた。羽黒第三小学校(後藤誠校長)の4年生が米とぎや野菜の切り方などを学び、おにぎり作りに挑戦した。

 子供たちに古里の米と料理方法を知り、郷土の特色を学んでもらおうと同協議会が今回初めて企画。同小の4年生36人が参加した。講師は、やさいの荘の家庭料理「菜ぁ」(鶴岡市福田)の女将・小野寺美佐子さん、山形大農学部の平智教授の2人が務め、地元の市食生活改善推進協議会メンバーなどがアシスタントで協力した。

 今回のメニューは「菜飯のおにぎり」「もちピザ」「ポトフ」「フルーツポンチ」の4品。このうち菜飯のおにぎりは、小野寺さん自慢の一品でレシピ集にも掲載された。

 児童たちは公民館調理室で3班に分かれ、各自家から持ってきたポトフの具のジャガイモやニンジン、タマネギなどを大鍋に入れた後、米とぎに挑戦。「(水が)はっこい、はっこい」と大騒ぎしながら交代でといだ。

 続いてゆでた大根葉をみじん切りし、炊きたてのご飯と交ぜておにぎりにした。児童たちは「三角にした」「丸くした」と互いに見せ合うなどしていた。この他、ホットプレートでもちピザを作ったり、小野寺さんや地元産直から提供してもらった「ひとめぼれ」「つや姫」「はえぬき」の食べ比べをし、平教授から庄内米のルーツなどの講話を聞いた。

炊きたてのご飯に大根葉を交ぜ、菜飯のおにぎりを作る児童たち
炊きたてのご飯に大根葉を交ぜ、菜飯のおにぎりを作る児童たち



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