2012年(平成24年) 4月12日(木)付紙面より
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鶴岡市西新斎町の鶴岡自動車学園の卒業者で組織する「鶴岡自動車学園同友会」(難波忠昭会長)は11日、同市内の3保育園に交通安全をテーマにした紙芝居6巻セットを贈った。
同友会は、子どもたちの交通事故防止に役立ててもらおうと2002年から毎年、春の交通安全県民運動に合わせ、同市や三川町の保育園、幼稚園に紙芝居を寄贈している。今年の3保育園を含めると累計寄贈先は33施設。今回は、常念寺、貴船、あつみの3保育園に紙芝居を贈った。
このうち、同市睦町の常念寺保育園(渡邊成孝園長、園児141人)では、難波会長が「事故に遭わないように交通ルールを守ってください」と話し、園児たちに紙芝居を手渡した。
園児たちは早速、保育士から紙芝居を読んでもらい、交通安全について楽しそうに学んでいた。
2012年(平成24年) 4月12日(木)付紙面より
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鶴岡市の湯田川温泉梅林公園で、梅が見頃を迎えた。例年になく残雪が多い中、紅梅が三分咲きほどになり、ほのかな甘い香りで春の訪れを告げている。
温泉街の南に位置する公園には紅梅と白梅、合わせて約300本が植えられている。湯田川温泉観光協会によると、今年は雪の多さと低温続きで、例年より1週間ほど遅く、先月末にやっと開花し始めた。
公園内が春らしい陽気に包まれた10日は、青空と残雪に紅梅が映えた。日当たりの良い斜面ではキクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)も青紫色の花を開き、ゆっくりと散策する夫婦連れなどの目を楽しませていた。
同観光協会によると、これからは白梅も咲き、今月半ばに向け最盛期となる。同20日ごろまでは楽しめそうだという。
15日には「梅まつり」として、温泉旅館の女将(おかみ)による野だて(女将手作りのまんじゅうと抹茶のセットで400円)、湯田川温泉小唄などの踊りと湯田川温泉神楽の上演(午後1時ごろから)、旅館特製の花見弁当や孟宗(もうそう)ご飯の販売、竹を使ったウグイス笛の製作体験などが行われる。まつりは午前10時から午後3時まで。売店は今月下旬まで毎日出店の予定。問い合わせは湯田川温泉観光協会=電0235(35)4111=へ。