2013年(平成25年) 2月10日(日)付紙面より
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鶴岡市立朝暘第三小学校(渡會晃校長、児童659人)の児童らが、約1年かけて集めたペットボトルのふた約2万個を、トヨタカローラ山形(鈴木重行社長)へ引き渡した。ふたはNPO法人を通じ、発展途上国の子どもたちへのポリオワクチンの費用に還元される。
同校では、わかば委員会が中心となってキャップのほか空き缶、プルタブの回収などに取り組んでいる。社会貢献の一環として2010年1月から「エコキャップ推進運動」を展開する同社へふたを渡し、ワクチンの購入費に充ててもらう。
この日は、同社の粕谷隆一鶴岡店店長と経営品質推進室の古熊美恵子チーフが同校を訪問。委員らが見守る中、齋藤沙也佳委員長(6年)と佐藤叶穂副委員長(同)が「世界中の子どもたちのために役立ててください」と、粕谷店長と古熊チーフにふたを手渡した。ふたは860個で1人分のワクチンになるという。今回、同校が引き渡したふたは約23人分に相当する。