2013年(平成25年) 7月7日(日)付紙面より
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遊佐町の県立遊佐高校新体操部Sクラブの入会式が5日、同校で行われ、国際ソロプチミスト酒田(SI、菅原恵美子会長、22人)から新クラブ会員4人にバッジ「Sクラブピン」、新体操部Sクラブに活動助成金とお祝い金がそれぞれ贈られた。
SクラブのSは▽SERVICE(奉仕)▽SCHOOL(学校)▽SOCIETY(社会)―の頭文字を取ったもの。中高校生が行う奉仕活動を、実業界などで活躍する女性たちで組織するSIが助成金などで支援していくプログラム。
同校新体操部は、インターハイなど全国大会でも実績がある上、冬季には町内の高齢者宅前で除雪作業に従事したり、地域住民を招いた新体操演技会を開催するなどのボランティア活動を展開。これらの活動が認められ昨年10月、SIからSクラブ認証を受けた。
この日は、SI酒田メンバーと新体操部員、同校関係者ら約30人が出席。新体操部主将でSクラブ会長の佐藤快君(3年)が「日頃の練習はもちろん、充実した高校生活を送るため、共にSクラブ会員として活動していこう」とあいさつ。SI酒田の星川恵美副会長が新たにクラブ員となった1年生部員4人にSクラブピン、佐藤君に活動助成金・お祝い金を手渡した。
同校の鈴木まゆみ教頭が「ボランティア活動は『気付く』ことが大事。日々の生活の中で気付くことに敏感になって」、星川副会長が「県内に14、北海道・東北には65のSクラブがあり、皆さんと同じように自分たち以外の人たちのために力を尽くしている。視野を広げるためにも頑張ってほしい。期待している」とそれぞれあいさつした。
その後、全員でSクラブ誓約を唱和した。