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2013年(平成25年) 8月24日(土)付紙面より

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国の特別天然記念物 コウノトリ鶴岡に飛来

 国の特別天然記念物のコウノトリが鶴岡市羽黒町川代の水田に飛来し、羽を休めている。日本野鳥の会山形県支部によると庄内で飛来が確認されたのは1997年(酒田市)以来という。

 同地区では19日ごろから近所の住民などから目撃情報があり、22日午前7時半ごろ、知人の連絡を受けて駆け付けた同会会員の石川喜春さんと月山ビジターセンター解説員の加藤一之さんが確認した。加藤さんは「初めて見たので興奮している」と話していた。

 国内の野生のコウノトリは1971年に絶滅し、2005年から兵庫県豊岡市で試験放鳥されている。今回発見されたコウノトリに個体識別用の足輪はなく、大陸から飛来した野生種の可能性があるという。

 コウノトリは水田の中でたたずんだり、餌となるタニシをついばんだりした後、ゆったりと上空を飛び回っていた。

飛び立つコウノトリ=22日
飛び立つコウノトリ=22日


2013年(平成25年) 8月24日(土)付紙面より

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整備費を7億3000万円増額 酒田市新庁舎 議会可決、来月10日に3度目の入札

 酒田市は、新庁舎建築工事の入札が2度にわたり不調に終わったことを受け、整備費を最終的に7億3000万円(当初予算比13・3%)増額して総額62億3000万円とする本年度一般会計補正予算案を22日に開かれた臨時市議会に提案、賛成多数で可決された。市は同日付で建築、機械設備、電気設備各工事の入札を公告。来月10日に市役所で、建築工事は3度目、他2工事は最初の入札を行う。

 市は先月16日に2度目の建築工事の入札を実施。中央大手業者と地元1社が組んだ2つの特定建設工事共同企業体(JV)が応札したものの、ともに市の予定価格を上回り、5月に続いて不調に終わった。それに伴い機械、電気設備の入札も再び中止された。

 市は、労務単価や資機材費の上昇などに伴って業者側と見積もり単価が合わなかったことが要因とみて、機械・電気設備工事を含めた事業費を7億3000万円上乗せし、現行通りの設計で3度目の入札を行うことを決め、22日の臨時議会に提案した。7億3000万円のうち、本年度は2億9200万円、14年度は2億5550万円、15年度は1億950万円、完成を見込む16年度は7300万円を増額補正する。

 総括質疑で議員からは、「増額は市民に説明がつかない。場合によっては議会が中町庁舎に入ってもいい」と反対する意見や、「震災復興が本格化するのに伴い、人材不足、資材の高騰が予想され、増額はやむを得ない」とする声が出た。

 増額案は予算特別委員会で審査後、本会議で諮られ、起立採決の結果、賛成多数で可決された。予定価格は建築が約6億4600万円積み増しし約42億920万円、機械設備が約2400円増の約10億4030万円、電気設備が約2600万円増の約9億8020万円。

 市は、来月10日の入札が成立すれば9月定例市議会に請負工事契約締結を追加提案。可決されればようやく建築工事が始まる。その場合、完成は当初計画より半年ずれ込み、17年1月ごろになる見通し。

南側から俯瞰(ふかん)した酒田市新庁舎の完成模型。建物の右が本町通り
南側から俯瞰(ふかん)した酒田市新庁舎の完成模型。建物の右が本町通り



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