2013年(平成25年) 9月15日(日)付紙面より
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三川町の小学生と町議会議員が夢のある町づくりについて話し合う「議場懇談会」が13日、三川町役場で開かれた。6年生の児童たちがより良い町にするための意見や日頃考えていることについて述べた。
小学生に議会や議員の活動を理解してもらい、町づくりに関心を持ち、次世代の町のリーダーを育成するとともに、子どもたちの考えを議会活動に生かそうと町議会が主催。昨年に続き今回で2回目の開催となった。
この日は、横山、東郷、押切の3校から6年生が4人ずつ、合わせて12人が参加した。初めに成田光雄議長が「普段思っていること、感じていることをどんどん話してください」とあいさつ。児童たちの自己紹介に続いて「三川を明るくするために」「祭りや文化、ものづくりの継承について思うこと」「三川の夢と将来(三川に必要なもの)」の3つのテーマで意見交換した。
児童からは「町で盛んな農業や菜の花をもっとPRしてほしい」「豊かな自然を残してほしい」「農家や三川町が好きな人でグループをつくってイベントを企画してみては」などと積極的に意見や要望が出された。これに対し成田議長が「今日出された提言をしっかりと受け止め、町づくりに生かしていきたい」と応えた。
横山小の佐竹綾音さんは「(議員らは)分かりやすく話を進めてくれたし、意見もきちんと聞いてくれた」と感想。東郷小の佐藤大空君は「発表は緊張したけど、他の小学校とも意見交換できて良かった」と笑顔を見せた。