荘内日報ニュース

2013年（平成25年） 11月19日（火）付紙面より

フロアと一体見事な演奏　小中高11団体参加「田川ジュニアバンドフェス」

　「田川ジュニアバンドフェスティバル」が16日、鶴岡市小真木原総合体育館で開かれ、小学校から高校までの11団体が美しいハーモニーで聴衆を魅了した。

　鶴岡・田川地区の小・中学校の音楽指導者らで実行委員会をつくり、1996年から毎年この時期、主に小学生のバンド活動の発表・交流を狙いに開いている。

　18回目の今年は、鶴岡市の朝暘二、朝暘五、由良、藤島、羽黒一、櫛引西、庄内町の余目三、立川の8小学校のスクールバンドのほか、招待演奏として遊佐の蕨岡小マーチングバンド、鶴岡ジュニアオーケストラ、鶴岡南高吹奏楽研究会の3団体が出演した。

　朝暘五小の金管バンド34人による「プレミアム・ブラス・セレクション」で幕開けし、各団体が2、3曲を披露。最少13人から最多74人と人数に合わせ、楽器編成や選曲もさまざま。華やかなソロ演奏や、目まぐるしく隊列が変わる行進など工夫を凝らした演奏に、詰め掛けた聴衆も盛んに手拍子を送るなど、フロアと一体となって楽しんでいた。