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2013年(平成25年) 7月21日(日)付紙面より

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地域の魅力を再発見 酒田光陵 観光プランニングに挑戦

 酒田市の県立酒田光陵高校(中山英行校長)で17日、「さかた観光プランニング講座」が開かれた。同校の国際経営科2年生97人が受講。自分たちで旅行商品を企画するため、近畿日本ツーリスト東北の伊藤正春酒田営業所長から最近の観光形態や旅行者の意識の変化、旅行商品づくりの留意点などを学んだ。

 高校生が地域の観光資源を再発見し、観光プランを創作する「やまがた観光プランコンテスト」(11月、山形市)に同校からも参加するため、その事前準備として実際に観光に携わっている伊藤所長を講師に招き、科目「マーケティング」の授業として実施した。

 伊藤所長は、観光形態が団体型から個人・グループ型に変化し、その地ならではの魅力を求める「着地型観光」が主流になっていることを説明。その上で、観光プランコンテストへの参加は、生徒のプレゼンテーション能力を高めることにつながり、社会に出た際に役立つとの認識を示した。

 また、酒田の人気観光地や施設、イベントなどを紹介し、「皆さんなりに分析し、ターゲットを絞ってみてはどうか。人気地ばかりでなく、あまり知られていない場所などの魅力を知らせるのもコンテストでは得点になる」と指摘。そして「いいものならば売れる、安ければ売れるという時代ではなくなっている。それを意識し、旅行商品をつくる際は『旅行者は何が欲しいのか、何で欲しいのか』を見極めてプランニングすることが大事」とアドバイスした。

 生徒たちは講義を聞いた後、「テーマ」や「ターゲット」「設定時期・季節」「コース」「宿泊・食事」などの内容を具体的に決めて、一人一人が自分の観光プランを作成・提出した。庄司桜子さん(17)は「初めてのことでテーマなどが簡単には思い浮かばず、とても難しい」と感想。他の生徒と同様に、参考資料として配布された酒田市の観光マップを広げ、苦労しながら記入していた。

酒田光陵高生が観光プランづくりに取り組んだ
酒田光陵高生が観光プランづくりに取り組んだ


2013年(平成25年) 7月21日(日)付紙面より

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待ってました だだちゃ豆

 鶴岡市特産の「だだちゃ豆」の直売所が20日、同市白山のJA鶴岡大泉支所駐車場の特設テントで今シーズンの営業を開始し、待ちかねた市民らが本場の味を求め、詰め掛けた。

 大泉地区は「白山だだちゃ」をはじめ、だだちゃ豆の主力産地。直売所は同JA大泉枝豆直売グループ(佐藤久美子会長、会員18人)が毎年、収穫期だけ開設している。

 同JA大泉支所の長谷川篤夫営農経済次長によると、今年は6月から7月初めにかけて雨が降らず、早生も晩生も一緒に開花。その直後に降雨が続いたため未熟が多く、「収量は平年の2、3割減になるのでは。今後の好天で持ち直すことに期待」とする。

 この日の朝は、早生品種「小真木」の枝つき約30束、さやのみ20袋(600グラム入り)が入荷。午前8時半の開店前から数人が並んだほか、開店とともに待ちかねた市民らが次々に訪れ、「3束」「5束」と買い求めた。

 開店前から並んでいた真室川町木ノ下の無職、高久道夫さん(64)は「以前、鶴岡で働いていたので、だだちゃ豆の味やこの直売所のことは知っていた。そろそろかと思って電話で確かめ、今日の町内会の集まり用に7袋買った。やはりおいしい」と話した。

 長谷川次長は「枝豆は鮮度が命。生産者には苦労を掛けるが、はけ方を見ながら追加、追加で供給してもらうのがここの伝統。新鮮な本場のだだちゃ豆を味わってほしい」と話した。

 直売所は8月末ごろまで、毎日午前8時半から午後5時ごろまで開設(午後3時以降は品切れ次第終了)。品種は早生甘露、甘露、早生白山、白山と続く。価格は枝つき1束(さやは1袋600グラム入り)で小真木が700円、その他が800円。問い合わせはJA鶴岡大泉支所=電0235(22)2460=へ。

待ちかねた市民らが早速、「だだちゃ豆」を買い求めた=20日午前9時ごろ
待ちかねた市民らが早速、「だだちゃ豆」を買い求めた=20日午前9時ごろ



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