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2014年(平成26年) 4月11日(金)付紙面より

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再生可能エネ導入 防災対応力高める 太陽光発電とEV充電運用開始

 三川町が同町横山の道の駅「庄内みかわ」に設置した太陽光発電装置と電気自動車(EV)用急速充電装置の運用開始式が10日、現地で行われ、阿部誠町長がスイッチを押してEVに充電し、運用開始を祝った。

 同町では「みかわ再生可能エネルギー導入促進事業」として2013年度から3カ年、県の市町村防災拠点再生可能エネルギー導入促進事業を活用し、町内の防災拠点に関連設備を整備している。今回の2種は13年度事業で整備した。

 太陽光発電装置は、なの花ホール西側に設置した。最大出力は計10・91キロワット。普段から蓄電池を介してなの花ホール事務室の電灯や事務機器に使い、停電時は防災拠点としての機能を補強する。年間発電量は約1万2000キロワット時を見込み、もし売電すれば約46万円(1キロワット時38円)に相当。設置費用は蓄電池1基を含め2436万円で、うち2000万円が県の補助金。先月末から稼働している。

 一方、EV用急速充電装置は物産販売のマイデル前に設置した。最大出力は電圧が直流525ボルト、電流が同63アンペア。国産電気自動車の全車種に対応し、通常は1時間で満充電、30分で80%を充電できる。町内では初の設置で、費用は781万円。うち県の補助金が200万円、次世代自動車振興センターの補助金が449万円、山形三菱自動車販売の寄付金が100万円。10日から供用を開始した。

 この日の開始式には、町や施工業者ら約20人が出席。EV用充電装置のスイッチを押した阿部町長は「東日本大震災の教訓を踏まえ、防災への対応が重要になっている。再生可能エネルギーを使い、町民の安全・安心を高めたい」と事業への思いを語った。

 町の同事業ではこのほか、今年1月には横山小と押切小に太陽光発電外灯を各3基設置した。費用は869万円で、全額が県の補助。14年度は東郷小と三川中に各3基、15年度はみかわ保育園・幼稚園にも数基を設置の予定。

 EV用急速充電器は、専用のカード会員(月会費などが必要)は無料、それ以外はなの花ホールでカードを借り、1回500円で利用できる。問い合わせは同ホール=電0235(66)4833=へ。

セレモニーで阿部町長が急速充電装置のスイッチを押しEVに充電
セレモニーで阿部町長が急速充電装置のスイッチを押しEVに充電



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