2014年(平成26年) 6月7日(土)付紙面より
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庄内町に初夏を告げる「あまるめ植木金魚まつり」が6日から同町余目のアピア駐車場で始まった。地元や県外のファン、家族連れなどが庄内金魚を求めて足を運んだ。
あまるめ植木金魚まつりは、庄内地方独特の「庄内金魚」を町内外に広くPRしようと毎年6月の第2日曜日前後に開かれている。45回目の今年は8日まで3日間の開催で、金魚の露店2軒をはじめ数多くの植木販売、焼きそばなどの露店が軒を連ねた。
初日の6日午前中、強風で設営が遅れたこともあり、昼近くになってから庄内金魚の露店が店開き。待ちかねた買い物客が金魚の泳ぐ水槽前で足を止め、店主に「こっちの方が形は良いね」「雄と雌はどちらが飼いやすいか」と尋ねる姿が見られた。
近くの60代夫婦は「毎年欠かさずまつりを見に来て、植木や金魚を見ていく。飼っている金魚が1匹だけになったので、今日は2匹購入した。とてもきれい」と話していた。また、露店の60代店主は「庄内金魚は100―300円の手ごろな値段のものが人気。本格的に客が来るのは土日になりそう」と話していた。
まつりは7、8日に駐車場東側でバッテリーカーの乗車コーナーが設置される(雨天中止)ほか、観賞魚の品評会、植木・鉢物の剪定講習会などが開かれる。