2014年(平成26年) 8月1日(金)付紙面より
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鶴岡田川地区の学校新聞のレベル向上を図る「田川地区夏季豆記者講習会」が31日、鶴岡市第三学区コミュニティセンターで行われた。鶴岡市内の小中学生が参加し、取材の仕方や記事の書き方、見出しの付け方などについて学んだ。
田川学校教育研究会新聞部会(佐藤正弘会長)などが主催し、夏休みに合わせて毎年開催している伝統の講習会。55回目の今回は市内の小学校5校から4―6年20人、中学校1校から2年生2人が参加した。
このうち小学生は取材の仕方、記事の書き方を座学で学んだ後、実際に取材活動を体験するため、同コミセンに隣接する市総合保健福祉センター「にこふる」に足を運んだ。
児童たちはにこふるの担当職員に施設の説明を受けた後、施設内を見学。乳幼児の健診を行う「綜合健診ホール」や、家庭児童相談や子育て支援の拠点「子ども家庭支援センター」、軽トレーニングルームなどを回り、それぞれの機能や役割について説明を受け、一生懸命メモを取るなどしていた。朝五小5年の佐藤夢叶さんは「新聞作りの授業が多く、記事の書き方や取材の仕方を学べて参考になった」と話していた。
一方、中学生2人は記事の書き方、見出しの付け方を集中的に学んだ。実際の新聞記事を読み込み、見出しを付ける練習では「人が読みたいと思い、インパクトがある見出しを考えよう」とアドバイスを受けていた。