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2014年(平成26年) 9月3日(水)付紙面より

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漁港に活気 庄内浜底引き網漁2カ月ぶりに解禁

 庄内浜の底引き網漁が1日、解禁された。出漁初日のこの日、各漁港へ漁を終えた底引き網漁船が入港し、2カ月ぶりの水揚げに港が活気づいた。

 底引き網漁は、袋状の網を海底で引き回して魚を捕る漁法。漁期は9月から翌年の6月いっぱいで、魚の産卵期となる7、8月は資源保護のため禁漁となる。

 8隻の底引き網漁船が所属する鶴岡市の由良漁港には午後3時ごろから漁を終えた漁船が次々と入港した。船員や家族、親戚などが協力し、甲板から氷詰めされたイカやカナガシラ、アンコウ、アジ、クチボソカレイ、ヤナギカレイなどの魚箱を下ろした。

 県漁協由良総括支所(佐藤晃支所長)で早速、魚の選別と箱詰め作業が行われ関係者は大忙し。作業を進めていた漁業者は「久しぶりの漁で港がにぎわっている。船の燃料費がかかるのが悩みの種だが、今日だけはそれを忘れて喜びたい」と話していた。

 また、由良漁港に帰港した規天丸の石塚修船長は「昨夜の午後11時半に出港した。波がなくて順調に解禁初日の漁ができた。クチボソやヤナギ、ソウハチなどカレイ類を中心に捕れたが、例年よりやや少ないかも。今後に期待したい」と話していた。

底引き網漁の解禁初日、港は久しぶりに活気にあふれ、漁業者も笑顔で水揚げ作業を進めた
底引き網漁の解禁初日、港は久しぶりに活気にあふれ、漁業者も笑顔で水揚げ作業を進めた



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