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2014年(平成26年) 9月5日(金)付紙面より

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快活で勇ましい応援歌完成 酒田一中

 酒田市立第一中学校(佐藤邦生校長、生徒408人)に「緑の丘の頂に われらが一中 絆あり」で始まる快活で勇ましい応援歌が完成、3日に同校体育館で行われた神奈川フィルハーモニー管弦楽団公演の際、全校生徒がオーケストラの演奏で声高らかに歌い上げ、訪れた地区住民から大きな拍手を受けた。

 旧酒田一、酒田五両中が合併し2011年4月に誕生した新酒田一中にはこれまで応援歌がなく、地区総体や新人戦などの壮行会ではスポーツ県民歌を歌い、選手を送り出していたという。

 本年度、生徒会応援委員会委員長に就任した持田元生君(3年)は「公約」として「自分たちで応援歌をつくる」を掲げ、同委員会は5―6月、応援歌のキーワードを全校生徒から募集。それらを基に「団結 協力 全力の ファイトだ一中 大家族」「勝利を目指して懸命に 頑張れ一中 大家族」などの歌詞にまとめ、ギターを得意とする奥山吏君(2年)が曲を付けた。

 今回の公演でのコラボレーション演奏に向け、同校吹奏楽部を指導するために今年7月、神奈川フィルメンバーが来校。この際に応援歌をアレンジしその後、全校生徒が反復練習してきたほか、先月末に行われた同校体育祭で歌ったという。

 今回の公演は文化庁「文化芸術による子供の育成事業」として企画され、全校生徒と共に大勢の地区住民が耳を傾けた。ビゼー「カルメン前奏曲」で幕開けし、吹奏楽部とのコラボで映画「サウンド・オブ・ミュージック」メドレーなどを披露した。

 その後、全校生徒が立ち上がり、神奈川フィルの演奏に合わせて元気いっぱいに応援歌を合唱。重厚な前奏に続いて会場内に若々しい歌声が響き渡ると、訪れた地区住民からは大きな拍手が沸いた。作曲した奥山君は「迫力があった上、滑らかさを感じた。とても感動した」と話していた。

 同校の佐藤和明教頭によると、完成した応援歌は今月下旬の新人戦壮行会から使用するという。

神奈川フィルの演奏で応援歌を歌い上げる酒田一中の全校生徒
神奈川フィルの演奏で応援歌を歌い上げる酒田一中の全校生徒



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