2014年(平成26年) 10月7日(火)付紙面より
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ラムサール条約に登録されている鶴岡市大山の下池で5日、冬の使者・白鳥の第一陣の飛来が確認された。昨年とほぼ同時期の飛来という。
下池そばにある市自然学習交流館「ほとりあ」によると、同日午前11時ごろ、近くに住む和田亮さんが野鳥を撮影するため下池を通り掛かり、コハクチョウ7羽が水面で羽を休めているのを見つけた。午後に一度飛び去ったものの、再び舞い戻った。6日朝には18羽のコハクチョウが下池で確認された。
ほとりあの担当者は「北海道などを経由せずにシベリアから直接渡って来たようだ。台風が過ぎれば飛来数はさらに増えるだろう」と話している。ほとりあでは今回、大山下池と上池を対象に飛来場所と飛来日を当ててもらう「コハクチョウの初飛来日あてコンテスト」を実施。庄内一円から98人の応募があり、うち4人が的中した。