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2014年(平成26年) 12月18日(木)付紙面より

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サクラマスの産卵から生態学ぶ

 鶴岡市の斎小学校の児童たちがサクラマスの生態について学ぶ「自然環境学習会」が16日、同市砂田町のNPO団体「鶴岡淡水魚夢童の会」(岡部夏雄会長)の事務所で行われた。

 夢童の会は、河川の維持や環境の保全に関する活動を行う河川協力団体に指定されており、魚に優しい河川環境づくりが行われるように、河川管理者のパートナーとして活動を繰り広げている。毎年「赤川リサーチ」として赤川の生物を調べている斎小学校に学習の一環として参加を呼び掛けた。

 この日は、4年生16人が参加。岡部会長が講師となり、赤川を遡上(そじょう)するサクラマスの生態について語った。

 「ヤマメとサクラマスは同じ。海に出て川に戻るものがサクラマス」「雄は雌と違い口の形がとがっている」などの話に子供たちは熱心にメモを取っていた。産卵を終えてボロボロになったサクラマスの写真を見せられると「えーかわいそう」と児童たち。岡部会長は「産んだ卵をしっかり隠して死ぬ。それが役目なんだよ」と児童たちに話していた。

 また、今年8月に夢童の会と共に赤川で捕り、保存していたカジカの串焼きも行われ、児童たちは赤川の恵みに舌鼓を打った。

斎小の児童たちがサクラマスの一生について学んだ
斎小の児童たちがサクラマスの一生について学んだ



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