2014年(平成26年) 12月23日(火)付紙面より
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酒田市内の高校茶道部合同によるチャリティー茶会が20日、酒田市のマリーン5清水屋で行われ、買い物客や茶道愛好者が茶席を楽しんだ。
茶道への理解を深めてもらうとともに、部員たちのボランティア意識高揚を目的に、飽海地区高校文化連盟茶道専門部(部長・齋藤善明酒田南校長)が2002年から毎年この時期、市教育委員会と清水屋の協力で開催。茶席では来場者から浄財を募り、11年からは東日本大震災の被災地支援に充当している。
13回目の今年は酒田光陵、酒田西、酒田南、天真学園の茶道部員計約60人が参加。齋藤校長の筆による「和顔愛語」の短冊が掛けられ、クリスマスシーズンに合わせて花にポインセチアを使用した立礼(りゅうれい)席を設けた。生徒たちは日頃の練習成果を発揮し、お点前を披露。心のこもったもてなしに買い物客らは笑みを浮かべていた。
茶席の周囲には同連盟写真専門部に所属する酒田西、酒田光陵の写真部員の作品約40点が並び、訪れた人が見入っていた。
2014年(平成26年) 12月23日(火)付紙面より
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県鶴岡幼児音楽研究会(渡邊成孝会長)主催の「第29回幼児音楽フェスティバル」(鶴岡市、荘内日報社後援)が21日、鶴岡市中央公民館で開かれ、市内の5保育園の園児たちが日頃の音楽活動の成果をかわいらしく発表した。
「音楽を通して美しい心を育てよう」を理念に、各保育園が取り組んでいる音楽リズムの表現を中心とした活動の成果を発表する場として、同研究会を構成する民間保育園と、上部団体の東日本幼児音楽研究会が毎年この時期に開催している。
今回は湯田川、常念寺、田川、民田、栄の5保育園の2歳児から5歳児まで園児約200人と職員ら約40人が出演。開会式で渡邊会長のあいさつ、榎本政規市長の来賓祝辞に続き、出演する園児を代表して湯田川保育園年長の山口裡夢君と加藤夕波さんの2人が「たくさんのお客さんで少し緊張していますが、友達みんなと心を一つにして最後まで頑張ります」と元気に開会の言葉を発表した。
ステージ発表は、湯田川保育園の和太鼓演奏で幕開けし、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」の合唱などを披露。他の保育園も園児たちがかわいらしい衣装を身に着け、邦楽ポップスのヒット曲、クラシックの代表曲などなじみのある曲目を鼓笛の演奏、踊りなどで次々と発表。各保育園の職員による合同演奏も行われた。
会場を訪れた園児の家族らは、リズムに乗って元気いっぱいに演奏し踊る園児たちに大きな拍手を送り、発表のステージで家族に向かって笑顔で手を振る園児の姿もあった。