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2014年(平成26年) 9月17日(水)付紙面より

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エールに送られ実習航海スタート

 鶴岡市の加茂水産高(佐藤淳校長、生徒155人)の漁業実習船「鳥海丸」(233トン)が15日、総合実習航海のため同市の加茂港を出港した。同校の2年生が乗り組み11月12日までの約2カ月間にわたり、日本海や太平洋でイカ釣りやはえ縄漁などを学ぶ。
 実習航海は操船技術を学ぶとともに、漁業に理解を深めることを目的に毎年実施しており、今回は海洋技術科工学系の2年生男子13人が乗船し、指導教官2人、船長ら乗組員15人と共に航海に臨む。航海の前半は本県沖など日本海でイカ釣りやカニかご漁、後半は小笠原諸島沖でマグロはえ縄漁の実習が予定されている。
 出港式が同校近くの加茂港内で行われ、全校生徒や教員、保護者らが参加。佐藤校長が「船のスペシャリスト、いざというときに動ける人、与えられた仕事を100パーセントこなす人を目指し、一人前の海の男に成長することを期待する」と激励。航海に出る生徒たちは「船酔いに負けずしっかり学んでくる」など一人一人が決意を発表し、実習生を代表して阿部竣君が「見聞を広め有意義な実習となるよう互いに助け合い、2カ月間頑張ってくる」と決意を述べた。
 色とりどりの紙テープと岸壁からの「頑張ってこいよ」のエールに送られ、実習生たちは実習航海をスタートさせた。

色とりどりの紙テープと温かいエールに送られ、航海実習がスタート
色とりどりの紙テープと温かいエールに送られ、航海実習がスタート


2014年(平成26年) 9月17日(水)付紙面より

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庄内町の「余目まつり」見物客の喝采浴びる

 庄内町の「余目まつり」本祭が15日、同町余目地区の中心街で繰り広げられた。小学生たちの奴(やっこ)振りや巨大な龍の山車などが、目抜き通りを威勢良く練り歩き、見物客の喝采を浴びた。

 余目まつりは同地区御殿町の余目八幡神社の例大祭として、毎年9月15日前後に行われている。今年は14日が前夜祭、15日に本祭、16日は相撲大会やカラオケ大会が行われた。神輿(みこし)行列や奴振りなどによる大名行列は、約200年前の1837(天保9)年ごろから同地区に伝えられているという。現在はJR余目駅前から旧国道47号を通って八幡神社まで約2キロの道のりを練り歩いている。

 本祭は雨だった昨年と打って変わって好天に恵まれた。行列の先頭を務めた余目三小児童によるスクールバンドとよさこいソーランが午後1時半に余目駅前を出発。神馬や着飾った女児たちの「花持車」など同神社の神輿行列、奴振り、飛龍太鼓と龍の山車「飛龍伝説」と続いた。奴振りの先頭は小学生たちの手振り奴が務め、「エイトー、マカショー」と大きな声を響かせながら、独特の動作を披露した。また、中学生や若衆、ベテランによる奴振りが毛槍(やり)を投げ渡す妙技を決めると、沿道を埋めた祭り客から大きな拍手が起こった。

 続いて勇壮な太鼓の音とともに飛龍の山車が目抜き通りを駆け抜け、山車の頂上からあめ玉が投げられると、見物の子供たちが大喜びで拾い集めていた。行列が神社に到着すると、例祭神事が執り行われた。

小学生の奴が威勢の良い掛け声とともに手振りを披露した
小学生の奴が威勢の良い掛け声とともに手振りを披露した



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