2015年(平成27年) 5月10日(日)付紙面より
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鶴岡市中心部の銀座通り商店街の空き地に菜園が設けられ8日、商店街にある民間託児所の子どもたちがジャガイモの種イモを植えた。子どもたちが散歩コースで成長を見守り、10月に商店街関係者とカレーライスなどで会食する。
この取り組みを実施したのは、鶴岡銀座商店街振興組合(竹野等理事長)。同組合では昨年度から借りている空き地に菜園を設け、タマネギなどを栽培。10月のハロウィーンで荘内銀行の企業内託児所「キッズワールドあゆみ」の子どもたちと一緒にカレーライスにして味わった。
今年は植え付けから子どもたちと一緒に行い、収穫を迎えようと企画。松森写真館脇の空き地に新たに幅90センチ、長さ4・2メートルの大きさの菜園を設け、ジャガイモを栽培することにした。
この日は同託児所の2、3歳児5人が歩いて訪れ、竹野理事長の指導でジャガイモの種イモ11個を土に埋めた。子どもたちは交代でスコップで土をかぶせると、持参したじょうろでうれしそうに水掛け。引率の保育士は「園庭がないので土に触れるのが楽しみ。雨の日は商店街のアーケードを散歩していて、近くなのでこれからも見に来たい」と話していた。